群鶏色の街
意味のない詩人
群鶏色の街
群鶏色とは、どんな色だと聞かないでください。僕も知らないのです。これはぼくの単なる造語です。群青色というのがあって、そこから思い付いただけのものです。
ただイメージはあります。鶏がたくさん群れていれば、さぞかしにぎやかで陽気だろうという。
こういう雰囲気の街が実際にあるだろうか。
にぎやかな街なら、いたるところにあるかもしれませんが、陽気な街となるとあまりないように思います。
殺伐とした都会では話になりません。
で、詩はどこにあるのだ、と聞かないでください。
群鶏色の街──というのが詩です。
一行詩です。俳句よりも短い世界最短の詩ということになります。
もちろん、これだけでは、なんですから、群鶏色の街をイメージしたイラストを次にのせます。