群鶏色の街

意味のない詩人

 

群鶏色の街

 

群鶏色とは、どんな色だと聞かないでください。僕も知らないのです。これはぼくの単なる造語です。群青色というのがあって、そこから思い付いただけのものです。

ただイメージはあります。鶏がたくさん群れていれば、さぞかしにぎやかで陽気だろうという。

こういう雰囲気の街が実際にあるだろうか。

にぎやかな街なら、いたるところにあるかもしれませんが、陽気な街となるとあまりないように思います。

殺伐とした都会では話になりません。

で、詩はどこにあるのだ、と聞かないでください。

群鶏色の街──というのが詩です。

一行詩です。俳句よりも短い世界最短の詩ということになります。

もちろん、これだけでは、なんですから、群鶏色の街をイメージしたイラストを次にのせます。

f:id:fuefukigaeru:20220303175548p:plain

群鶏色の街